ビオチンで治療する

アトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症、糖尿病、尋常性乾癬の治療にビオチン治療は効果が期待できます。
特に掌蹠膿疱症のビオチン治療は定評があります。
アトピーや糖尿病にビオチン治療を用いている例は多くないのが現状のようですが、
ビオチン欠乏が病気の原因の場合、効果が期待されます。

ビオチン治療では
・ビオチン 9mg(ビオチンサプリメント)
・ミヤリサン 120mg(整腸剤)
・ビタミンC 1000mg
を飲みます(1日の飲む総摂取量・成人の場合)。

朝、昼、晩と8時間おきに
・ビオチン 3mg
・ミヤリサン 40mg
・ビタミンC 300〜350mg
を飲みます。

ビオチンは、本来、腸内でつくられるビタミンですが、
何らかの原因で腸内でのビオチンの調達ができなくなった結果、ビオチン欠乏を引き起こしています。
そのため整腸剤(ミヤリサン)をビオチンと一緒に摂取することが不可欠です。

整腸剤にはさまざまな種類がありますが、
ビオチン治療では、活性酪酸菌の入ったミヤリサンを飲むことになります。


但し、経口服用するステロイドホルモン剤、シクロスポリンやメソトレキセートなどの免疫抑制剤。エトレチネート(ビタミンA誘導体の一種)などを服用している場合、ビオチン治療の効果が出ないといいます。
(これらの薬は急に服用を中止するとリバウンド現象が起こるため、服用を見合わせるときはお医者さんに必ず相談し、徐々に減らすようにください)
また、一部の胃腸薬や一部の抗てんかん薬もビオチン治療の効果を妨げるといいます。


ビオチン治療をする際に、喫煙や過度の飲酒は厳禁です。
ニコチンやアルコールの代謝のために大量のビオチンが消費されるため、ビオチン治療の効果が出なくなります。

また、生卵の白身に含まれるアビジンは、ビオチンの腸からの吸収を妨げるため、ビオチン治療をしている間は生卵の白身は食べないようにすることが必要です。
(黄身や加熱をした白身は、まったく問題ありません)


ビオチン治療を開始後、アトピーでは2週間程度で効果が出てくるといいます。
掌蹠膿疱症や掌蹠膿疱症性骨関節炎では効果が出始めるのに2、3カ月かかり、2〜3年ビオチン治療を続けるようです。
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